出産をするときに帝王切開の手術を受けた場合は、共済や生命保険の手術保障の対象となります。
自然分娩の場合は手術保障の対象にならないので、帝王切開の場合も対象にならないと思っている方が多いようです。
共済や生命保険の医療特約や入院特約、医療保険などは、帝王切開などの手術を保障の対象としています。
帝王切開の際に入院を伴う場合、入院共済金や入院給付金もあわせて支払われます。
帝王切開の支払い事例
出産時に5日間入院し、帝王切開で出産した場合に支払われる共済金額を、都道府県民共済の入院保障2型(掛金2,000円)や医療特約(掛金1,000円)の加入状況別に計算します。
医療特約は単独で加入できないので、総合保障型や入院保障2型とセットで加入します。
入院保障2型
- 入院共済金:50,000円(10,000円×5日)
- 手術共済金:100,000円
- 合計:150,000円
入院保障2型+医療特約
- 入院一時金:20,000円(医療特約)
- 入院共済金:50,000円(10,000円×5日 入院保障2型)
- 手術共済金:300,000円(入院保障2型100,000円+医療特約200,000円)
- 合計:370,000円
総合保障4型+医療特約
- 入院一時金:20,000円(医療特約)
- 入院共済金:45,000円(9,000円×5日 総合保障4型)
- 手術共済金:200,000円(医療特約)
- 合計:265,000円
なお、帝王切開の場合の保障の詳細については、ご加入の保険会社や共済に直接照会してください。