一般の生命保険に付加されている通院特約は、「入院した後の通院」を保障する特約です。

具体的には、通院特約は災害入院給付金・疾病入院給付金などが支払われる入院をし、退院日の翌日から120日以内の間に通院をしたときに通院給付金が支払われ、30日間が限度となるのが一般的です。

したがって、損害保険とは異なり、入院をしないで通院だけするような場合は、通院特約の保障の対象となりません。

通院特約の支払い事例

生命保険に通院特約を3,000円付加している場合

  • 入院をした後に10日間通院した場合
    通院給付金を30,000円(3,000円×10日間)受け取ることができます
  • 入院をしないで10日間通院した場合
    通院給付金を受け取ることはできません。

通院特約は不要

個人的には、通院特約は入院した後の通院しか保障されないので、あえて生命保険に付加する必要はなく、生命保険の見直しの際などには解約しても良いのではないかと思います。

なお、都道府県民共済などの共済に付加されている通院保障は、事故だけを対象にしていますが、通院だけした場合も保障の対象になります。

通院給付金の支払い漏れ(余談)

生計保険の加入者が入院をした後に、入院特約の給付金請求をしても通院特約の給付金請求を忘れることが多く、生命保険会社も通院特約の給付金請求の確認を怠ったため通院給付金の支払い漏れが大量に起きました。

金融庁の検査がきっかけとなり、大きな社会問題となったのですが、それをきっかけに生命保険会社は、過去に遡って通院給付金の支払漏れの確認をしたことがありました。